「GoTo」論戦ヤマ場に=中断へ野党攻勢、菅首相正念場―25日に衆参予算委

2020/11/21 18:30配信【時事通信社】

週明けの国会は、菅義偉首相が出席して衆参両院の予算委員会で25日に開かれる集中審議が焦点だ。野党は、経済対策を重視して観光支援事業「Go To トラベル」を継続してきた菅内閣の責任を追及する構え。新型コロナウイルス感染が「第3波」とも言える状況に突入し、「Go To」見直しを余儀なくされたタイミングでの論戦だけに、首相は正念場を迎える。 「感染者が急増している状況で政府はあまりにも無策だ」。立憲民主党の枝野幸男代表は20日、国内の感染確認が過去最多を更新し続けていることを受け、記者団にこう強調した。 「トラベル」は主に地方の観光業者を支えるため、首相が官房長官時代から旗振り役を担った。適切な感染対策を講じればリスクは低減させられるとして方向転換に慎重な姿勢を取ってきた。 だが、ここに来て風当たりは強まっていた。日本医師会の中川俊男会長は「感染者急増のきっかけになったことは間違いない」と断言。政府の新型コロナ対策分科会も感染拡大地域は適用対象から外すべきだと提言した。政府は21日、「トラベル」に関し、感染拡大地域を目的地とする新規予約を一時停止するなどの対応を決めたが、抜本見直しは見送った。 野党側は飲食店支援策「Go To イート」と併せて中断に追い込み、政権にダメージを与えたい考え。立憲の安住淳国対委員長は「キャンペーンをしながら感染を防ぐというのは矛盾だ」と非難する。 集中審議では日本学術会議の会員候補6人の任命を首相が拒否した問題も取り上げる。関与した杉田和博官房副長官の国会招致を重ねて要求。任命拒否の理由を改めてただす。 [時事通信社]


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