高濃縮ウランの製造確認=イランの未申告核物質に懸念―IAEA

2021/02/24 06:26配信【時事通信社】

【ベルリン時事】ロイター通信などによると、国際原子力機関(IAEA)は23日、加盟国向けの報告書で、イランが製造した濃縮ウランの一部の濃縮度が20%に達したことを確認したと明らかにした。イランは1月、核開発強化を定めた国内法に基づき、20%の濃縮ウラン製造に着手。IAEAにも方針を通告していたが、実際に製造が確認されたのは初めて。 濃縮度20%以上は「高濃縮ウラン」に分類され、核兵器に使われる90%超への引き上げは容易とみられている。2015年に締結された核合意は、濃縮度の上限を3.67%と定めていた。 IAEAによると、今月16日時点で20%の濃縮ウランの製造量は17.6キロだった。また、濃縮ウラン全体の貯蔵量は計2967.8キロと、核合意の上限の202.8キロの約15倍に達した。IAEAはさらに、イラン国内の未申告の施設に核物質が存在していた可能性があるとして、「深刻な懸念」を表明した。


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