「球界の盟主」巨人がオリックス宮城ノーノーを辛うじて回避…原監督は胸の奥で地団駄

2021/06/10 02:25配信【日刊ゲンダイ】

7回13奪三振の好投で6勝目を挙げた宮城(C)日刊ゲンダイ 7回13奪三振の好投で6勝目を挙げた宮城(C)日刊ゲンダイ

屈辱的記録を免れるのがやっとだった。

■七回にノーノー免れるのがやっと

 9日、オリックス先発の宮城大弥(19)にノーヒットに抑えられていた七回2死。大記録の期待が高まる中、4番・岡本和が142キロの内角直球を左翼スタンドに運び、一矢を報いた。それでも、高卒2年目左腕に巨人打線は7回1安打。13三振を奪われる完敗に原監督は「なかなかチャンスらしいチャンスがなかった。ずっと劣勢の状態だった」と白旗である。

 沖縄・興南高出身の宮城は、2019年ドラフトでオリックスから「外れ外れ1位」で指名された。一方の巨人はこの年、奥川(星稜→ヤクルト)、宮川(東芝→西武)を抽選で外し、外れ外れ1位で右肘に故障の疑いがあった堀田(青森山田)を単独で指名。さる球界関係者がこう言った。

「宮城の同期では佐々木朗(大船渡→ロッテ)と奥川が目立っていたけど、宮城も『高校ナンバーワン左腕』の呼び声が高かった。外れ1位なら宮城を取れたし、外れ外れ1位でもオリックスとクジ引きだったわけでしょう。堀田がこれから出世する可能性はあるとはいえ、巨人のフロントやスカウトは宮城の実力を見抜けなかった。少なくても原監督はそう思っていますよ」

 確かに原監督はかつて、こう持論を展開したことがある。

「1位で指名する選手って誰が見てもいいわけでしょう? その点、外れ1位とか外れ外れ1位とか2位クラスこそスカウトの眼力が問われるんだ。上位指名だから戦力になってもらわないと困るし、他球団と意見が分かれるところだから。広島の鈴木とか菊池は2位で入ったんでしょ? そういうのをスカウティングっていうんだよ」

 19歳左腕にキリキリ舞いさせられ、交流戦は5勝6敗3分けの借金生活に突入した。首位阪神に5ゲーム差に広げられた原監督は「スカウトはあんなイキのいい高校生を見つけてこいよ――」と言いたいに違いない。



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