久しぶりに味わう怒涛の日々…台本の書き直し作業に追われTwitterでボヤく暇もない(ラサール石井)

2021/10/14 00:26配信【日刊ゲンダイ】

(提供写真) (提供写真)

【ラサール石井 東憤西笑】#77

 久々に地獄を味わっている。現在水曜日の午前3時。6時までにはこの原稿を書き上げないと水曜日のコラムが飛んでしまう。

 なぜそんな状況かというと、もう2週間以上、今度やる芝居の台本の書き直しの作業に追われているからだ。なぜこんなことになったかは今の段階では詳しく書けないが、稽古開始までもう2、3日という状況で、制作側から大幅なストーリーの改変を迫られ、それを脚本家に投げていては演出プランを考える時間がなくなるので、私が脚本家に許可を得て書き直すことになったわけだ。

 そもそも私と座長である主演男優さんの「原作の世界観を重視した」脚本作りと、もっと一般受けするある意味よくあるベタな展開の脚本作りとのせめぎ合いの中で、結果的に制作側の意見をのまざるを得なくなり、2幕80ページの台本を、ここ3日で書く、という地獄が始まったわけだ。

 すでに前に1回書き直した段階で徹夜が続き、さらに現在2回目の書き直しになる。もう3日ぐらいほぼほぼ寝ていない。しかも、この間に再々演の「夫婦漫才」の舞台稽古と初日を開けなければならないのだ。執筆に割ける時間は、夜から朝までの間しかない。人間として立っていられる限界ギリギリまで追い込まなければならない。

 しかも、最終リミットは明日の朝。

 毎朝6時からやっていたYouTube生配信もここ2週間以上も休み、Twitterでボヤく暇もなかった。現在この原稿を書くのが、むしろ休憩時間になっている。

 結局原因は私の準備不足、根回し不足、ということになるのだろう。全くお恥ずかしい。ツケは必ず回ってくる。

 ああ“あれするまでにはまだ時間がある”と余裕かましている皆さん。あっという間に締め切りが来ますよ。すぐに重い腰をあげてください。

◆ラサール石井演出「夫婦漫才」(原作=豊川悦司、脚本=池田テツヒロ)は16~18日、北千住シアター1010で上演。
 戦争、貧困、高度成長、テレビ黄金期、漫才ブーム……。激動の昭和を前向きかつ豪快に突き進む夫婦の笑いと涙の珍這中。
 出演は大地真央、中村梅雀、石井一孝、村上ショージ、竹内都子、上杉祥三、山本陽子、正司花江ほか。

(ラサール石井/タレント)


このニュースを読んでどう思う?

0 みんなの意見 0
良い!に回答しました
悪い!に回答しました