ワクチン接種、義務化で増加=共和州との対立先鋭化も―米

2021/10/14 15:56配信【時事通信社】

【ワシントン時事】米政府のザイエンツ新型コロナウイルス対策調整官は13日の記者会見で、バイデン政権がワクチン接種の義務化を打ち出して以降、接種を受ける人が大きく増加したと強調した。民間企業で従業員に接種を義務付ける動きが広がる一方、共和党の一部の州知事が義務化禁止を命じ、連邦政府との対立が先鋭化している。 バイデン大統領は7月、連邦職員や請負業者に、ワクチン接種か定期的な感染検査を義務付けると表明。9月には全連邦職員に接種を義務付けるとともに、100人以上を雇用する民間企業にも従業員の接種義務化か定期検査を求める方針を示した。 そうした動きを背景に、職員や従業員の接種義務化に乗り出す団体が相次いでいる。ザイエンツ氏は会見で「医療機関や教育機関、州や自治体、民間企業など3500以上の団体が接種を義務化している」と説明。7月末以降、ワクチン未接種の人が3分の1減ったことを挙げ、「ワクチン義務化が効果を上げている証拠は、日を追うごとに強くなっている」と胸を張った。 一方、テキサス州のアボット知事(共和党)は11日、民間企業を含む州内すべての組織に、接種義務化の禁止を命じた。フロリダ州のデサンティス知事(同)は12日、知事令に反して職員にワクチン接種証明提示を義務付けたとして、州都タラハシーのあるレオン郡に357万ドル(約4億円)の制裁金を科すと発表した。 連邦と州で相矛盾する命令に、現地の企業・団体は難しい立場に置かれている。テキサス州に本社を置くサウスウエスト航空のケリー最高経営責任者(CEO)は米CNBCテレビに、接種義務化には応じるとしつつ「この種の義務を企業に課すのは好ましくない」と不満を漏らした。 [時事通信社]


このニュースを読んでどう思う?

0 みんなの意見 0
良い!に回答しました
悪い!に回答しました