投資被害で思い出す2017年、元女優E突如の引退…だからTKO木本武宏は記者会見を開くべき(城下尊之)

2022/08/06 00:26配信【日刊ゲンダイ】

TKOの木本武宏(C)日刊ゲンダイ TKOの木本武宏(C)日刊ゲンダイ

城下尊之【芸能界ぶっちゃけトーク】

 TKOの木本武宏(51)が巨額投資トラブルの渦中にある。

 芸人仲間を中心に金を集め、総額6億円とも7億円とも言われる資金を投資に回し、それが“消えた”格好だ。当初は記者会見するという話だったが、「話せないことが多くて、会見の意味がないと言われる」と謝罪のコメントを出すだけにとどまっている。

 一方で、なぜか週刊誌のインタビューには答えている。それによると、木本はまず、外国為替証拠金取引、いわゆるFXの“天才トレーダー”なる青年に、仲間から集めたお金1億数千万円を預けたという。ところが、2020年になってその青年と連絡が取れなくなり、後にFXトレードもやっていなかったことが判明したらしい。

 さらに、その青年が飛んでからわずか1カ月後……今度は同じく青年にだまされたと自称する男が「勉強代だと思ってます」と言って木本に近寄ってきたという。その男は「実は僕、不動産投資をやっていて、ちょっと今いい感じなんですよ」と不動産投資を勧めてきたらしい。

 この時点で明らかに話がオカシイが、木本はまた仲間から資金を集め、1億数千万の補填のために5億円近い金をその男に渡してしまう。50%以上という高額配当に目がくらんだのだろう。案の定、約5億円の投資に対し、返ってきた“配当”は1億6000万円だけだった。その後はFXの青年も含め、弁護士を入れての対応となっている。

■OLのドラマで人気だった元女優

 なぜそんな怪しい話を信じてしまったのか、僕には分からない。芸能人の投資被害で思い出すのは、スーパーOLのドラマで人気だった元女優のM・Eだ。当初は、実態のないファンドにだまされて億単位の被害に遭った“被害者”となっていたが、後に金融商品取引法違反などで逮捕・有罪となった主犯人物と不倫密会が報じられた。それが本当とは思っていないが、何の説明もないまま2017年、FAX1枚で突如引退となってしまった。

 木本は今、刑事・民事の両面で相手を訴える方向で考えているというが、これは“弁護士の発想”でしかない。自分は被害者で、資金を集めた仲間ではないということをハッキリしておきたいのは分かるが、わずかでもテレビの世界に戻りたい気持ちがあるのなら、司法の判断と同時に、視聴者の判断も仰がなくてはいけないだろう。

 本人は、週刊誌のインタビューに出た理由を「騒動が大きくなるにつれ、事実とかけ離れたことまで報じられている」と説明している。であるならば、余計に記者会見は開くべきだろう。M・Eはやらなかったが、これから別の投資被害を出さないための啓蒙ともなるはずだ。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)


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