世界最高齢ブラジル人死去=116歳の修道女
2025/05/01 14:43配信【時事通信社】
【サンパウロ時事】存命中の世界最高齢と認められていたブラジル人修道女イナ・カナバッロ・ルーカスさんが4月30日、老衰のため死去した。116歳だった。地元メディアが報じた。カナバッロさんの死去に伴い、英国在住の115歳女性が最高齢となる見通し。 南部ポルトアレグレ在住のカナバッロさんは、兵庫県芦屋市の糸岡富子さんが昨年12月に死去した後、1月に英ギネスワールドレコーズ社から最高齢に認定された。最期を見届けた家族によれば「体がゆっくりと動きを止めた」という。 1908年6月8日生まれのカナバッロさんにはきょうだいが6人。26歳で修道女になった後、学校でポルトガル語と数学を教えていた。110歳の誕生日に合わせて、今年4月に死去したフランシスコ・ローマ教皇から祝意を受けた。