陸自、制作雪像を削減=国際情勢鑑み―札幌雪まつり

2025/05/19 17:02配信【時事通信社】

毎年2月に札幌市内で開かれる「さっぽろ雪まつり」で大雪像を2基制作している陸上自衛隊第11旅団は19日、2027年から制作数を1基に削減すると同市に申し入れた。同日、同市の秋元克広市長が明らかにした。 同旅団は、ロシアによるウクライナ侵攻などを含む情勢変化や、災害派遣など任務の多様化を背景に「冬季訓練の重要性が増す中、雪像制作に多くの隊員を充てることが困難になった」と説明した。 秋元市長は「(雪まつりの)魅力自体を落とさないよう、関係の皆さんと議論していきたい」と話した。 同旅団は15年から、国際情勢の緊迫化などを理由に制作数を3基から2基に削減している。


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