Number_i・平野紫耀、海外での“サイン対応”に言及――転売品は「買って欲しく無い」

Number_i・平野紫耀が、6月30日に自身のインスタグラム(以下、インスタ)を通じてファンからの質問に回答。先日、仕事でフランス・パリに滞在していた際、空港などでファンにサインをする様子がSNS上に広まっていたが、こうしたサインをめぐる対応について自身の考えを述べたことが話題になっている。
Number_i・平野紫耀、サインは「誰にでも書いてあげたい」
この日の夕方、インスタのストーリーズ(24時間限定公開)を更新し、「聞きたいことあります?」(原文ママ、以下同)と"質問箱"を設置した平野。そうして集まった何気ない問いかけに返していき、パリでファンにサインしていたことを踏まえて、"日本でも遭遇したらサインをしてくれるのか"といったメッセージをピックアップした。
この問いかけに対し、平野は「サインの転売」に絡めて言及。「変な言い値で値段つけてっていうのは 買って欲しく無いし」「かといって海外のファンの方は中々会える機会も 少ないしとか だったら書いてあげたいっていうのはある」と、海外で暮らすNumber_iファン(通称:iLYs)への思いを明かした。
また、「転売を買わない」「売らない」という人が増えればサインがしやすくなると感じているようで、最後は「個人的には国がどうとかじゃなく本当は誰にでも書いてあげたいです 僕のサインなんか でよければ」と、言葉を選びながらつづった。
Number_i・平野紫耀、海外での"サイン対応"に「距離が近すぎ」と不測の事態を心配する声
そんな平野は、高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のアンバサダーを務めており、6月25日(日本時間)に同ブランドがパリで開いた「2026春夏メンズ・コレクション」のファッションショーに出席。SNSには現地の空港などで、平野が待ち構えていたファンに対応している写真や動画が複数アップされた。
「サービス精神旺盛な平野は、空港内でファンの存在を確認すると、自ら駆け寄ってプレゼントらしき紙袋や花束を次々と受け取っていました。その横で同伴の女性スタッフは『次からは手紙だけにしてくださーい』と、何度かファンに呼びかけていたんです」(芸能ライター・阿部ベア氏)
一方、ファンは平野らが空港から移動車までの道を徒歩移動する間、至近距離でスマートフォンを構えて撮影。女性スタッフは手で制止するように歩きながら「ごめんなさい、距離空けて」「怪我しないように、走らないでください」と注意していたのだった。
「この時は、同行するスタッフ数名が周囲にいる程度で、車に乗り込むまでにガードマンが平野の周りを固めている様子はなく、警備態勢は万全とはいえない状態でした。動画を見る限り、ファンの間で飛び交っていたのはほとんど日本語でしたし、彼を追いかけていたのは海外のファンというよりも、日本人ファンのほうが多い印象です。さらに、平野がパリの街中でも日本人と思しき女性たちにパッとサインを書く場面なども、SNSに動画が上がっていました」(同)
日本にいる多くのiLYsは、SNSを通じて現地の状況を把握したわけだが、平野がプレゼントを受け取る姿やサインする一幕を目にし、「この距離感で会えて、ファンサービスもサインももらえて羨ましい。日本ではダメなの?」「海外だと対応が違うから寂しくなる」など、率直な気持ちをつぶやく人も。
何より、空港などにいたファンは平野に近づきつつスマホで撮影していただけに、「紫耀くんは丁寧に対応しているけど……。海外でのファンとのあの距離感、正直怖い」「距離が近すぎて、見ていてヒヤヒヤするからSPはつけるべき。紫耀くんはきっとファンの近くに行きたいと思ってるんだろうけど、身の安全を大事にしてほしい」「女性スタッフさんが『次からは手紙だけにしてください』と注意喚起してくれてよかった。優しい紫耀くんは信用してファンからのプレゼントを受け取ってしまうんだろうけど……何かあってからでは遅い」と、不測の事態を心配する声が続出していた。
Number_i・平野紫耀、インスタでサイン公開に「優しい」とファン感激
なお、このところ平野は番組出演時などにサインを残す際、名字からひらがなの「ひ」の一文字のみを書くパターンが増えている。パリで撮影された動画を見ると、現地でもサインを求められた時は、「ひ」と書いているようだった。
そうした中、今回のインスタの質問箱では、この「ひ」のサインをもらうには"海外に行くしかないの?"という質問が届き、平野は「絶対に買わないって宣言みんながしてくれたらいくらでも書くよ笑」と返答。一方で、「でも来ちゃダメなところにサイン貰うためにきちゃってそれが問題になって、とか次から次に問題は出てくるだろうから色々決めればいいのかね」と、本人も悩んでいる旨を吐露した。
平野自身は「そもそもあのサインいる か!?笑 ひ!!!だよ笑ひ!!!!」と謙遜していたが、質問箱の終盤には手書きで「ひ」「笑」と記し、暗に投稿を見たファン全員にサインのプレゼントを贈っていた。
一連の平野の質問箱を受けて、iLYsたちは「海外のサインの件をしっかりと自分の言葉で説明して、最後にはそのサインを全員にくれるの、さすがすぎる」「この『ひ』でどれだけ多くのiLYsが幸せになったか……これだけで十分だよ」「iLYsと真摯に向き合ってくれてる。その気持ちが何より一番うれしい。紫耀くんに恥じないファンでいたい」「みんなに『ひ』のサインをくれたり、本当に紫耀くんはどこまでも優しい」と、感激していたのだった。
海外でのファンサービスをめぐり、モヤモヤした思いを抱えていたiLYsは、平野からの"愛"で少しは溜飲を下げたよう。とはいえ、懸念のコメントが寄せられている通り、海外での仕事の時は警備スタッフの人数を増やすなど、事務所サイドはタレントを守る態勢を整えるべきだろう。
(取材・文=サイゾーウーマン編集部)