さび落としで信管に衝撃=不発弾破裂で調査結果―陸自

2025/07/10 17:23配信【時事通信社】

米軍嘉手納弾薬庫地区にある沖縄県の不発弾保管庫で6月、不発弾が破裂し陸上自衛隊の男性隊員4人がけがをするなどした事故で、陸自は10日、さびを取り除く作業中に信管に衝撃が伝わり破裂したとする調査結果を公表した。 陸自によると、破裂したのは米国製の対戦車用の砲弾。腐食が著しく、外観から信管の有無などが確認できなかったため、隊員がドライバーやハンマーでさびや土を削り落とした際に破裂した。 沖縄県内で見つかった不発弾は保管庫で一時保管され、安全が確認された場合は業者に処分を外注し、その他は自衛隊が爆破処分している。 破裂は、外注できるかどうか、安全性を確かめる作業中に起きており、調査結果は、信管の有無の識別が困難な場合は無理に外注せず爆破処分することや、信管に衝撃を加える工具の使用禁止などの再発防止策を取るとした。


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