死亡の運転手を書類送検=17人負傷バス事故―三重県警
2025/07/11 20:12配信【時事通信社】
三重県御浜町で3月、夜行バスが防風林に衝突して乗客が負傷した事故で、県警は11日、死亡した西武観光バス(埼玉県)の男性運転手=当時(57)=を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、容疑者死亡のまま書類送検した。 送検容疑は3月22日午後8時半ごろ、御浜町下市木の国道で、体調が悪化しているにもかかわらずバスの運転を続け、防風林に衝突する事故を起こして乗客17人を負傷させた疑い。 運転手は運転中に心臓死した。県警はドライブレコーダーの記録で、運転手が事故直前に胸を押さえたり、ハンドルにもたれかかったりする様子が確認できたことから、運転を中止して事故を回避できたと判断した。