最盛期迎えるウナギ輸入=千葉県成田市〔地域〕
2025/07/16 14:46配信【時事通信社】
成田空港(千葉県成田市)で16日、輸入ウナギの通関作業が公開された。東京税関などによると、生きたウナギの輸入数量は成田空港が全国の約8割を占めており、19日の「土用の丑(うし)の日」を前に最盛期を迎えつつある。 この日は、専門商社の丸勝(同)が中国や台湾などから輸入したウナギの作業が公開された。海外からの貨物の一時保管場所で、税関の職員がウナギを手に取って触感などを確かめた。 丸勝の西勝光治社長によると、輸入ウナギの卸売価格は昨年より安めの1キロ当たり4900円~5300円程度。足元でウナギの稚魚となるシラスウナギが豊漁となっているため、「秋以降は先安観がある」という。