今年上半期の出生数33万人=3.1%減、過去最少を更新―厚労省

2025/08/29 16:39配信【時事通信社】

今年上半期(1~6月)の出生数は、前年同期比3.1%減の33万9280人だったことが29日、厚生労働省の人口動態統計(速報)で分かった。上半期として過去最少を更新し、4年連続で40万人を下回った。改めて加速する少子化が浮き彫りとなった。 6月公表された2024年の日本人の出生数は初めて70万人を割り、68万6061人だった。今年下半期も上半期と同様のペースで推移すれば、年間でも最少を更新する可能性がある。 上半期の出生数は、昨年同期の35万74人から1万794人減少。婚姻数は23万8561組で、昨年は2年ぶりに増加に転じていたが、今回は9952組減となった。一方、離婚数は9万3755組で4.1%減った。 死亡は2万4999人増の83万6818人。出生数が死亡数を下回る自然減は49万7538人と過去最大で、人口減少も続いている。 今回の速報は、国内の外国人や海外にいる日本人も含む。今後公表される確定数は国内の日本人だけが対象のため、出生数は速報よりさらに少なくなる。 [時事通信社]


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