核廃絶へ11万人署名提出=「高校生平和大使」が国連訪問

2025/09/03 07:16配信【時事通信社】

【パリ時事】核兵器廃絶を訴える日本の「高校生平和大使」24人が2日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪れ、世界平和を求める約11万筆の署名を提出した。レジンバル国連軍縮部ジュネーブ事務所長と約1時間半にわたり面会。核抑止に依存しない安全保障の実現などを巡って意見交換した。 署名を代表して手渡した広島県の福山暁の星女子高1年、永戸あみさん(16)は取材に「核兵器が80年間使われなかったのは、多くの人々の努力や、被爆者の方々の訴えがあったからこそ」と強調。核なき世界を目指して「一人ひとりが小さな行動を積み重ねていくことが重要だ」とした上で「被爆の実相を知ってもらい、平和の大切さを伝えていきたい」と話した。


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