アレフ活動制限処分、半年延長=元死刑囚次男「代表者」と認めず―公安審

2025/09/03 19:39配信【時事通信社】

公安審査委員会は3日、オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」が団体規制法で義務付けられた報告を十分にしていないとして、活動を制限する再発防止処分を6カ月間継続することを決めた。処分は6回目で、来年3月20日まで。 公安調査庁は、教団の元代表松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚=2018年に刑執行=の次男(31)について、アレフの代表者とした上で7月に処分請求したが、公安審は代表者と認定しなかった。アレフから公安庁に8月に提出された報告書に別の人物が代表者として記載されていたことなどを考慮したという。 公安審の決定では、次男と元死刑囚の妻(67)をアレフの役職員と認定。次男は14年ごろから、教団で行われていた「転生祭」や「イニシエーション」といった儀式を執り行い、自らの毛髪を構成員に提供していた。アレフの運営に関する会合を開催し、地下鉄サリン事件被害者らが求める賠償金の支払いを停止する旨の意向などを幹部らに伝えていたという。 また、妻は02年ごろから、アレフから毎月40万円の資金提供を受けていたと認定した。


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