英米、原子力協定締結へ=エネルギー安保確保

2025/09/15 21:37配信【時事通信社】

【ロンドン時事】英政府は15日、トランプ米大統領の国賓訪問に合わせて、米国と原子力分野で連携協定を締結すると発表した。エネルギー安全保障の確保や人工知能(AI)の普及に伴い、電力需要が高まる中、安定供給と脱炭素を両立させる観点から原子力発電の拡大を目指す。 協定の名称は「先進原子力に関する大西洋パートナーシップ」。英国は燃料供給網の強靱(きょうじん)性を高め、ロシアなど敵対国へのエネルギー依存を断ち切る方針。原発は安定した電力を比較的安価に供給できる面があるとされ、スターマー英首相は声明で「画期的な連携だ」と述べ、国民の光熱費削減や雇用創出につながると期待を示した。


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