反北朝鮮決議、一致崩れる=中ロなどが反対―IAEA

2025/09/18 22:26配信【時事通信社】

【ベルリン時事】ウィーンで開かれている国際原子力機関(IAEA)の年次総会は18日、北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する決議を賛成多数で採択した。同決議は例年、投票なしの全会一致で採択されていたが、今回はロシアが採決を要求。賛成96カ国、棄権17カ国で、ロシアと中国、イラン、ベラルーシ、ニカラグアが反対を投じた。 決議案を各国代表で提起したカナダは「総会が一体となって力強くメッセージを出すことが不可欠だ」と賛成を呼び掛けた。日米韓を代表して発言した韓国は、「北朝鮮は違法な核計画を拡大し続けている」と懸念を表明。一方、ロシアの代表は「決議は北朝鮮に軍事的・政治的圧力をかけるために利用されている」と主張した。


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