元捜査1課警部に有罪判決=火災現場で窃盗―東京地裁

2025/10/16 10:04配信【時事通信社】

 火災現場から現金を盗んだとして、窃盗罪に問われた元警視庁捜査1課警部の政野亮二被告(51)=懲戒免職=の判決が16日、東京地裁であり、鈴木悠裁判官は懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役3年)を言い渡した。 鈴木裁判官は、政野被告が火災事件の捜査のため遺留品に触れられる立場を利用したとして、「警察に対する信用を失墜させる悪質な犯行」と非難。子どもの学費支払いに対する不安感という動機も「酌むべきとは言えない」と述べた。 その上で、火災で死亡した住人の遺族らに盗んだ全額に相当する示談金を支払い、反省の態度も示していることなどから執行猶予を付けた。 判決によると、政野被告は2022年10月~今年1月、東京都内で火災現場となった住宅3軒で現金計約640万円を盗んだ。 [時事通信社]


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