【ワシントン時事】複数の米メディアは１０月３１日、オランダに本社を置く中国系半導体企業ネクスペリアが出荷を再開する見通しだと報じた。同社製半導体は米中対立を背景に、供給が停滞。ホンダは現地時間同２８日にメキシコの工場での自動車生産を停止したが、生産再開につながる可能性がある。　報道によると、トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が韓国・釜山で実施した首脳会談での合意に関して米側が近く公表する内容に含まれる見込み。中国商務省はネクスペリアの半導体の出荷再開を認める考えだ。