28カ国の代表団、寝床決まらず=COP30開幕直前
2025/11/05 06:11配信【時事通信社】
【サンパウロ時事】ブラジル北部ベレンで10日に開幕する国連気候変動枠組み条約第30回締約国会議(COP30)に参加を予定している国のうち、28カ国の宿泊先が決まっていないことが4日までに明らかになった。高騰したホテル代は値下がりしてきたが、開幕直前になっても各国代表団の寝床確保に向けた奔走が続いている。 ブラジル政府によると、これまでに159カ国が宿泊先を確保。28カ国は交渉が続いている。条約締約国は欧州連合(EU)を除くと197カ国で、残る10カ国の現況は不明だ。 地元メディアによれば、宿泊先を確保した国はこの1週間で10カ国増えた。開幕が迫る中、ベレン周辺のホテル代は値下がりし、「会場近くで約3割下落している」と報じられた。
