ハマスが1遺体返還=イスラエル、国際部隊創設に反発か

2025/11/05 08:46配信【時事通信社】

 【カイロ時事】イスラエル首相府は5日、イスラム組織ハマスがパレスチナ自治区ガザに連れ去った人質のうち1人の遺体を4日に赤十字国際委員会(ICRC)を通じて受け取り、身元が確認されたと発表した。遺体返還は10月に発効したイスラエルとハマスのガザ和平案「第1段階」合意に基づく措置。ガザに残る人質の遺体は7体となる。 一方、ガザでの治安回復に向けては、合意を仲介した米国が国連安全保障理事会の複数の理事国に国際部隊創設に関する決議案を提示したと報じられている。想定では、来年1月までに派遣が始まり、期間は2年間。部隊はガザとイスラエル、エジプトの境界警備や民間人保護、新たな警察組織の訓練を行う。 地元メディアは4日、この決議案に対して、イスラエルが強く反発したと伝えた。国際部隊の派遣に際し、イスラエル軍がガザの支配地域から段階的に撤退する必要が生じ、ガザでの「行動の自由」が制約されるためという。 


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