立憲民主党の有志議員による勉強会「不公平税制の抜本改革で消費減税の財源をつくる会」（会長・江田憲司元代表代行）は１６日、先にまとめた消費税率を一律５％へ引き下げる法案の骨子案を野田佳彦代表に提出した。次期衆院選の公約作成の際に議論の俎上（そじょう）に載せるよう求めた。多くの野党が消費税減税を主張していることを踏まえ、野党連携につなげる狙いがある。　立民は、食料品の消費税率を時限的に０％にする政策を掲げているが、同調する野党は少ない。江田氏は記者会見で「（骨子案を）もう一つの選択肢として、野党連携を進められるよう努力していきたい」と強調。来年の通常国会で超党派の勉強会発足を目指す考えを示した。