サウジ国営石油「司令塔」公開=安定供給へ本社で生産など監視

2025/12/17 05:34配信【時事通信社】

 【ダーラン(サウジアラビア)時事】サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコは16日、本社にある石油供給システムの「司令塔」を一部外国メディアに公開した。担当者は「安定的に世界にエネルギーを供給してきた」と、実績をアピールした。 公開されたのは「石油供給計画・スケジューリングシステム(OSPAS)」と呼ばれるアラムコのオペレーションセンター。壁には複数の巨大スクリーンがあり、サウジ全土の油田や石油精製施設、パイプラインの運用状況が確認できる。アラムコによると、24時間体制で監視を行っているという。 アラムコは世界最大の石油会社で、日本が輸入する原油の約4割を取り扱っている。同社の広報担当者は同日、時事通信などの取材に対し、今後アジア各国との間で、原油に加え、天然ガスの取引拡大を期待していると述べた。 


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