母子無理心中か、4人死亡=チェーンで施錠の住宅内―警視庁
2025/12/19 18:55配信【時事通信社】
19日午後5時20分ごろ、東京都西東京市北町の住宅で、住人の40代男性から「誰もいないはずの自宅にチェーン錠が掛かっている。室内から物音が聞こえる」と110番があった。駆け付けた警視庁田無署員が室内で女性と子ども3人が倒れているのを発見。いずれも意識不明の状態で病院に搬送されたがまもなく死亡した。 同署によると、死亡したのは男性の妻(36)と高校1年の長男(16)、小学5年の次男(11)と4年の三男(9)とみられる。外部から侵入された形跡はなく、同署は無理心中の可能性もあるとみて詳しい状況を調べている。 妻と長男は2階の一室で血を流して倒れており、長男の近くからはおのが見つかった。室内からは包丁も見つかり、いずれも血が付いていた。隣の部屋で次男と三男が倒れており、首を絞められたような形跡があった。 男性は5人家族で、帰宅した際、チェーン錠が掛かっていたことから、通報前の約20分間、妻とラインでやりとりをしていた。これまでに一家を巡る相談などは把握されていないという。 [時事通信社]
