「トレビの泉」に入場料=来年2月から370円―伊ローマ
2025/12/20 07:19配信【時事通信社】
【パリ時事】イタリアの首都ローマのグアルティエリ市長は19日、市内の観光名所「トレビの泉」に来年2月1日から2ユーロ(約370円)の入場料を導入すると発表した。1日平均3万人、ピーク時には7万人が訪れるとされ、過密対策の効果を期待している。 ロイター通信によると、記者会見したグアルティエリ氏は「2ユーロならそれほど(高額)でなく、混雑も緩和される」と説明した。観光客が対象で、ローマ市民は無料。市立博物館など5施設も入館を有料にする。 トレビの泉は、背を向けて肩越しにコインを投げ入れるとローマ再訪がかなうとの言い伝えで有名。2月以降も離れた場所から無料で見物できるが、「定番」のコイン投げをする観光客は入場料を払うことになりそうだ。
