米、永住権抽選制度を停止=名門大銃撃事件受け
2025/12/20 09:39配信【時事通信社】
【ワシントン時事】トランプ米政権は18日、抽選で選ばれた移民に審査を経て永住権(グリーンカード)を与える「グリーンカード抽選」制度を一時停止すると発表した。名門ブラウン大学で発生した銃撃事件などに関連し、容疑者がこの制度を使って入国した移民だったことが背景にある。 銃撃事件を巡っては、ポルトガル国籍のクラウディオ・バレンテ容疑者が18日、倉庫で自殺した状態で見つかった。容疑者はマサチューセッツ工科大(MIT)教授が銃で撃たれ殺害された事件にも関与した疑いがある。2017年に制度を利用して入国していた。
