韓国大統領、来年1月4~7日訪中=北朝鮮問題や経済協力議論

2025/12/30 19:30配信【時事通信社】

 【北京、ソウル時事】中国、韓国両政府は30日、韓国の李在明大統領が来年1月4~7日に中国を訪問すると発表した。韓国大統領の訪中は2019年12月の文在寅大統領(当時)以来、約6年ぶり。習近平国家主席と会談し、経済協力や北朝鮮問題について議論する見通しだ。韓国側によると、李氏は習氏の招きで国賓として訪中し、4日から北京、6日から上海を訪れる。 中国外務省の林剣副報道局長は30日の記者会見で「今回の訪中を機に、戦略的協力関係がさらに発展することを期待している」と述べた。習氏は今秋、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため韓国を訪問し、李氏と初めて対面で会談。安全保障環境や通商問題を巡り、ぎくしゃくしてきた両国関係の改善を進めることで一致した。 李氏は今回の訪中で、北朝鮮の非核化や南北対話の再開に向けた協力を求める方針だ。中韓境界が未確定の黄海上に中国側が構造物を設置している動きについても問題提起する可能性がある。 


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