離島路線で欠航相次ぐ=中国射撃、国際便も一部影響―台湾
2025/12/30 18:30配信【時事通信社】
【台北時事】中国軍が台湾周辺で30日に行った実弾射撃訓練により、台湾本島と離島の金門、馬祖両島を結ぶ航空路線の欠航や遅延が相次いだ。台湾交通部(交通省)民用航空局によると、約6000人に影響が出たとみられる。 中央通信社によれば、台湾発着の国際航空便は通常と違う飛行ルートを通るなどしたため、30日正午(日本時間同日午後1時)時点で欠航はなかったが、一部航空会社は台湾での乗り継ぎを取り消した。民用航空局は29日の発表で、10万人以上の乗客が影響を受ける見通しを示していた。
