北海道から千葉「後発地震注意」=重軽傷6人、三陸沖の地震活発
2026/04/21 03:55配信【時事通信社】
三陸沖を震源とする最大震度5強(マグニチュード=M7.7)の地震で、気象庁と内閣府は21日も北海道から千葉まで7道県の計182市町村を対象とする「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の呼び掛けを続けた。震源周辺ではM2~4程度の地震が活発に続いているが、陸地から遠いため、体に感じる震度1以上の揺れは少ないという。 総務省消防庁の同日朝のまとめでは、重傷者は北海道と岩手県で1人ずつの計2人、軽傷者は北海道と青森県が1人ずつ、岩手県が2人の計4人となった。 後発地震注意情報は昨年12月8日に青森県東方沖で最大震度6強(M7.5)の地震が起きた際、初めて発表された。今回が2回目で、期間は27日午後5時まで。千島海溝・日本海溝沿いで大地震が発生する可能性が平常時より高まったとして、気象庁と内閣府はすぐに逃げられる態勢を維持し、現金や身分証明書、常備薬などを携帯するほか、家族との連絡手段を確認するなどの対応を取るよう呼び掛けている。 気象庁によると、今回の地震は岩手県宮古市の東約100キロ、深さ19キロで発生。沿岸と日本海溝のほぼ中間地点に当たり、陸側プレートと海側プレートの境界が急に滑って大きな地震となった。北海道から福島県にかけての太平洋沿岸で10センチ以上の津波が観測され、岩手県久慈市の80センチが最も高かった。 同庁の上野寛・大規模地震調査室長は、やや南方のほぼ同じ深さで昨年11月9日に最大震度4(M6.9)、今年3月26日に同(M6.7)の地震が相次いでいると説明。ただ、「これらの地震が今回の地震に影響したかは分からない」と話した。 [時事通信社]
