戦車搭乗の陸自隊員4人死傷=射撃訓練中、内部で砲弾破裂―大分
2026/04/21 13:13配信【時事通信社】
21日午前8時40分ごろ、大分県の陸上自衛隊日出生台演習場で、実弾射撃訓練中だった陸自最新鋭の10式戦車内で砲弾が破裂した。陸自によると、搭乗していた隊員4人のうち男性3人が死亡し、残り1人も病院に搬送されたが重傷だった。演習場外への被害は確認されていないとしている。 陸自によると、死亡したのは西部方面戦車隊に所属する戦車長の浜辺健太郎2等陸曹(45)、砲手の高山新吾3等陸曹(31)、安全係の金井効三3等陸曹(30)。負傷した隊員は戦車の操縦手という。 同日に臨時記者会見した荒井正芳陸上幕僚長によると、西部方面戦車隊の10式戦車3台で訓練中、砲塔内にあった対戦車用120ミリ砲が破裂した。亡くなった3人は砲塔内に、負傷した隊員は車体部にいたといい、陸自が詳しい事故原因を調べている。 陸自は10式戦車の空砲を含む射撃訓練と、120ミリ砲を備える90式戦車の実弾射撃訓練を中止した。 演習場付近に暮らす元陸上自衛官の河野新一さん(69)=由布市=は「亡くなった人はかわいそう。安全管理をしっかりしておけば事故は起こらなかったのでは」と話した。生花店の女性従業員は「爆発音は聞いていないが、近くを救急車3台が立て続けに通った。何かあったのではと思った」と不安そうに振り返った。 簡易郵便局の女性職員は「演習場の様子は見えないが、日常的に訓練の音は聞こえていた。どの音が砲弾の破裂音かは分からない」と話していた。 [時事通信社]
