クルーズ船で集団感染か、3人死亡=「ハンタウイルス」、大西洋航行中
2026/05/04 08:31配信【時事通信社】
【パリ時事】世界保健機関(WHO)は3日、大西洋を航行中のクルーズ船で、ネズミなどのげっ歯類が媒介する「ハンタウイルス」の集団感染が発生した疑いがあると明らかにした。これまでに3人が死亡、1人が集中治療を受けるなどしている。AFP通信が伝えた。 このクルーズ船はオランダのオーシャンワイド・エクスペディションズ社が運航する「MVホンディウス」。南米アルゼンチンからアフリカ西部沖の島国カボベルデに向かう途中で1人の感染が確認された。さらに5人の感染が疑われている。 AFPによると、最初に男性乗客(70)が船内で死亡し、この男性の妻(69)も搬送先の南アフリカで亡くなった。もう1人は船内で死亡。ほかに英国人男性(69)が南アで集中治療を受け、体調不良を訴えている乗船中の2人の搬送が検討されている。船は乗客約170人を収容できる。 ハンタウイルスは、ネズミにかまれたり、排せつ物を含むほこりを吸い込んだりすることで感染し、発熱や呼吸困難を引き起こす。まれにヒトからヒトにも感染するという。
