北朝鮮サッカー、韓国で競技へ=南北冷却、18年以来の選手団派遣
2026/05/04 11:51配信【時事通信社】
【ソウル時事】韓国統一省関係者は4日、今月20日にソウル近郊・水原で行われるサッカーの女子アジア・チャンピオンズリーグ準決勝に北朝鮮チームの「ネゴヒャン」が出場すると明らかにした。北朝鮮が韓国で開かれるスポーツ大会に参加するのは2018年12月の卓球の国際大会以来。 北朝鮮はアジア・サッカー連盟(AFC)に選手ら39人の名簿を提出。AFCが1日、韓国サッカー協会に「ネゴヒャンの参加が確定した」と知らせてきたという。韓国の水原FCと対戦し、勝者は23日に水原で行われる決勝戦に臨む。 北朝鮮は韓国を「第一の敵対国」と位置付けており、近年は南北の断絶状態が続いてきた。北朝鮮チームの訪韓には実務的なやりとりも必要で、韓国の李在明政権は南北関係への好影響を期待しているとみられる。 一方、金正恩朝鮮労働党総書記はかねてスポーツへの関心が強く、昨年12月にはサッカーのU17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で優勝した代表選手らを招いて「祝福し抱擁した」と伝えられた。 北朝鮮は最近、新型コロナ流行以来制限してきた対外的な人的交流を正常化させる兆しを見せており、9~10月に開催される愛知・名古屋アジア大会に大規模な選手団を派遣する意向を示している。今回の訪韓も南北の政治・軍事的な関係と切り離して判断した可能性が高い。 [時事通信社]
