少年らに「断れば家族殺す」=夫婦が脅迫か、リアルタイム指示も―栃木強盗殺人、発生1週間

2026/05/20 14:53配信【時事通信社】

 栃木県上三川町の民家で親子3人が死傷した事件で、実行役として強盗殺人容疑で逮捕された16歳の少年4人のうち一部が栃木県警の調べに対し、指示役とみられる竹前海斗(28)、美結(25)両容疑者夫婦から「『やらなければ家族や友人を殺す』と脅された」と供述していることが20日、捜査関係者への取材で分かった。 少年らが強盗に入った際、夫婦からリアルタイムで指示を受けていたことも新たに判明した。 事件は21日で発生から1週間を迎える。匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を巡っては、闇バイトに応じた若者が個人情報を握られ、加担させられるケースが相次ぐ。実行役は「捨て駒」とされ、栃木県警は今回の事件でもこうした手口で少年らが勧誘されたとみて経緯を調べる。 横浜市在住の容疑者夫婦、相模原市や川崎市在住の高校生の少年4人は14日、共謀して、上三川町上神主の民家に強盗目的で侵入し居合わせた富山英子さん(69)を殺害した疑いが持たれている。 捜査関係者によると、実行役の中心は2人目の逮捕者となった相模原市の男子生徒で、竹前容疑者と接点を複数回持ち、他の3人を引き入れたとみられる。当日、あてがわれた高級外車に乗り合わせて現地に向かい、サービスエリアで夫婦と合流。事件中はスマートフォンのアプリを使い、指示を常時受けていた。 事件後、男子生徒は2人を残してもう1人と車で逃走したが、16日までに4人全員が逮捕された。 調べに、少年の一部は「夫婦から実行を頼まれた」「やらなければ家族や友人を殺すと脅された」などと供述。後悔や反省の弁を口にする者もいるという。 一方、竹前容疑者は「自分らには関係ない」と容疑を否認している。県警は同容疑者が現場指示役に過ぎず、双方をつないだ上役がいるとみて捜査している。 


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