日中閣僚が立ち話=APEC貿易相会合が閉幕―中国

2026/05/23 17:07配信【時事通信社】

 【蘇州(中国江蘇省)時事】日米中ロなど21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合は23日、中国江蘇省の蘇州で2日間の討議を終え、閉幕した。赤沢亮正経済産業相は記者会見を開き、中国の王文濤商務相と立ち話をしたと説明。日中閣僚間の接触は、昨年11月に日中関係が冷え込んで以降、初めてとみられる。 赤沢氏によると、22日夜のイベントで「短時間」立ち話をした。赤沢氏から王氏に声をかけたという。赤沢氏とともに訪中した堀井巌外務副大臣も王氏と接触。直近に上海で起きた邦人切り付け事件を踏まえ、在中邦人の安全確保を申し入れたという。 中国は昨年11月、高市早苗首相の「台湾有事」発言に激しく反発。今月半ばに上海で行われたAPECの別会合には日本から黄川田仁志男女共同参画担当相が参加したものの、中国側との会談が見送られていた。 一方、赤沢氏と堀井氏はともに、APEC会合に出席した台湾代表と接触がなかったと説明。日本側が中国に配慮した可能性もありそうだ。 貿易相会合では「貿易回廊が開放されていることが共通の利益だ」とする内容を盛り込んだ共同声明を採択。米イスラエルのイラン攻撃で事実上封鎖された中東ホルムズ海峡の航行正常化につなげる狙いがあるとみられる。 


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