小型月面ロボ、成果が論文に=自律走行、100分以上活動―JAXA

2026/06/19 18:07配信【時事通信社】

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とタカラトミーなどは、2024年に日本初の月面軟着陸に成功した無人探査機「SLIM」が搭載していた小型探査ロボット「LEV―2」の月面での活動成果をまとめた。地上からの指令なしで自律的に走行し、SLIMの姿を撮影して送信するなど100分以上活動していた。論文は19日までに、米科学誌サイエンス・ロボティクスに掲載された。 SLIMは2024年1月、「神酒(みき)の海」にあるクレーター付近に着陸。直前にLEV―2と、通信を中継するLEV―1の2台を投下した。 LEV―2はJAXAとタカラトミーなどが開発した。直径約8センチの球体が月面投下後、左右の半球に分かれるように変形し、それぞれを回転させて移動する。前後に取り付けたカメラで撮影した画像を自動的に識別し、LEV―1を通じて地球に送信した。 論文には、未公開だった後方カメラの画像も掲載。データ送信が途絶したためSLIMの姿は映っていなかったが、公開済みの前方カメラと同じ地形がとらえられており、LEV―2が移動、旋回したことや、姿勢異常を検知し、自律的に回復させたことなどが裏付けられた。 


このニュースを読んでどう思う?

0 みんなの意見 0
良い!に回答しました
悪い!に回答しました