サウジなど3カ国、共同防衛協定=「イスラム版NATO」指摘も
2026/08/07 22:32配信【時事通信社】
【ニューデリー時事】サウジアラビアとパキスタン、トルコの3カ国は7日、共同防衛協定を結んだ。パキスタン外務省によれば「いずれか1カ国に対する攻撃は3カ国すべてに対する攻撃とみなされる」としている。有事の際は核兵器を持つパキスタンが「核の傘」を提供する可能性がある。 名称は「メッカ共同防衛協定」。イランがサウジなど湾岸諸国にある米軍基地への攻撃を繰り返していることや、強大な軍事力を持つイスラエルの存在が締結の背景にあるもようだ。3カ国はいずれもイスラム教が国教または多数派の国で、パキスタンと敵対するインドメディアからは「イスラム版北大西洋条約機構(NATO)」と警戒する声が上がっている。 この日、パキスタンのシャリフ首相、トルコのエルドアン大統領がサウジを訪問。事実上の最高権力者ムハンマド皇太子と共に協定に署名した。パキスタン外務省によると、協定は侵略行為に対する「集団的な抑止力の強化」が目的。同国軍トップのムニール参謀長もシャリフ氏に同行した。
