「国家安保に関わる事態」宣言=移民殺到のスペイン領セウタ
2026/08/26 05:53配信【時事通信社】
【パリ時事】スペイン政府は25日、推定7万~8万人の不法移民が7月末に押し寄せた北アフリカのスペイン領セウタについて、「国家安全保障上の利益に関わる事態」を宣言した。移民の大半は隣接するモロッコに戻ったが、まだ数千人が残っており、迅速な送還を実現して正常な状態を早期に回復するのが狙いだ。 セウタには保護者が同伴していない未成年を含む推定3500~7000人の移民が残り、1カ月近く路上生活を続けている。行政機能は一部停滞し、市民の間で治安・衛生上の懸念が拡大。移民に寛容なサンチェス政権の対応の遅れは否めず、宣言に踏み切ることで「当初の想定より事態が深刻だと暗に認める形」(パイス紙)にもなった。
