富山、石川に大雨特別警報=線状降水帯発生、一部河川が氾濫―前線の影響、浸水など警戒・気象庁

2026/08/27 07:14配信【時事通信社】

 能登半島付近は27日未明から前線の影響で大雨となり、気象庁は午前6時20分、富山県氷見市と石川県羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町に警戒レベル5の大雨特別警報を発表した。両県では線状降水帯が断続的に発生し、5市町は「緊急安全確保」を発令した。道路の冠水や低地の浸水、河川の氾濫、土砂災害に厳重な警戒が必要という。 両県は災害対策本部を設置。富山県では3河川が氾濫し、氷見市で約1700戸が停電するなどした。石川県の3市町で家屋の浸水や孤立集落が確認された。 気象庁の細見卓也予報課長は記者会見し、能登半島北部付近に延びる前線に向かい、南から暖かく湿った空気が太平洋側の高気圧の縁を回るようにして流れ込んだため、雨雲が予想以上に発達したと説明。「災害が既に発生している可能性が極めて高く、身の安全の確保が必要だ」と話した。 国土交通省の島本和仁河川環境課長は、13日の千葉豪雨の際、車が水没して死者が出たことを踏まえ、「浸水している所には入らないでほしい」と呼び掛けた。 氷見市では午前10時20分までの24時間雨量が327.5ミリ、羽咋市では322.0ミリ、宝達志水町では240.0ミリに上り、いずれも統計史上最多記録を更新した。 28日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、富山、石川両県200ミリ、新潟県150ミリ、福井県90ミリ。 [時事通信社]


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