福井など3市に大雨特別警報=前線の影響、「緊急安全確保」発令
2026/08/30 04:45配信【時事通信社】
福井県嶺北地方は30日、前線の影響で激しい雨が断続的に降った。気象庁は午前4時半、福井市と福井県大野市、勝山市に警戒レベル5の大雨特別警報を発表した。土砂災害や低地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要という。3市は「緊急安全確保」を発令した。 気象庁の細見卓也予報課長は記者会見し、「日本海から福井県付近に延びる前線に向かい、南から暖かく湿った空気が太平洋側の高気圧の縁を回るようにして流れ込み、積乱雲が発達した」と説明。この状況は27日に富山、石川両県5市町に大雨特別警報が出た際と似ているが、「短時間に猛烈な雨が降るのではなく、1時間に50~60ミリの非常に激しい雨が29日夜から長い間、断続的に降った」と話した。 国土交通省の島本和仁河川環境課長は「河川や用水路、冠水した道路に絶対に近づかないでほしい」と呼び掛けた。 30日午前6時までの24時間雨量は、勝山市で300.0ミリ、大野市で233.0ミリを観測し、いずれも統計史上最多記録を更新した。福井市・美山では245.5ミリとなった。 [時事通信社]
