水力発電所で救助難航=死者691人、行方不明3000人―ネパール・中国土石流

2026/08/30 06:08配信【時事通信社】

 【カトマンズ時事】ネパールと中国の国境地帯で26日に起きた土石流災害は、死者が30日までに両国合わせて691人に達し、行方不明者は日本人を含む約3000人となった。AFP通信によると、ネパール当局は同日、100人以上が取り残された水力発電所で救助に当たったが、悪天候で作業は難航した。 発電所には一時、作業員ら450人以上が閉じ込められた。インドと中国は救助に向け専門家を派遣。ネパール首相府は「救出の努力を続けている」と声明を出した。 中国メディアは29日、川が落石などでふさがれてできた「せき止め湖」が決壊する危険性が低くなったと報じた。 AFP通信などによると、ネパール側で675人、中国側で16人の死亡が確認された。ネパール災害対策当局は、同国側の行方不明者を2426人と発表。中国国営メディアによると、チベット自治区で546人の消息が不明となっている。うち外国人は261人で、日本人は含まれていない。 一方、インド政府は29日、ヒマラヤ山脈の監視活動を強化すると発表した。地形が似ており、氷河が解けて同様の災害が発生する可能性があるという。 [時事通信社]


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