入植者がパレスチナ人住宅襲撃=イスラエル軍「傍観」―ヨルダン川西岸

2026/08/30 09:30配信【時事通信社】

 【カイロ時事】イスラエルが占領するヨルダン川西岸北部のパレスチナ人集落クスラで29日、ユダヤ人入植者が建設中の住宅を襲撃した。イスラエルのネタニヤフ首相は同日、「犯罪行為を強く非難する」との声明を出したが、当局が十分な対策を取っているとは言い難く、入植者による暴力が収まる兆しは見えない。 ロイター通信などによると、覆面をした入植者数十人がクスラに入り、住宅に向けて投石。一部が建物に侵入し、作業中のパレスチナ人7人が閉じ込められた。このうち1人はイスラエル軍が住宅に催涙弾を撃ち込んだと指摘。別の1人は軍に手錠と目隠しをされ、たたかれた後に解放されたと語った。 イスラエル軍は声明で「暴徒を排除し、分離するため行動した」と説明した。ただ、地元メディアは投石する入植者を傍観する軍部隊の映像を報じた。襲撃に参加した入植者は誰も逮捕されていないという。 


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