共同防衛巡り閣僚会合=イスラム版NATO、枠組み拡大も―サウジなど3カ国
2026/09/01 06:30配信【時事通信社】
【カイロ時事】サウジアラビアとトルコ、パキスタンの3カ国は8月31日、「メッカ共同防衛協定」締結後初となる閣僚級会合をトルコ最大都市イスタンブールで開いた。3カ国は共同声明で「協力を制度化するため、さらなる措置を取ることで一致した」と表明。事務局をサウジに設置すると発表した。 会合には3カ国の外相や国防相、軍参謀長らが参加した。トルコのフィダン外相は会合後の記者会見で、新たな国が協定に参加するための「工程表の作成に取り組んでいる」と述べ、枠組みを拡大する可能性に言及した。 3カ国は8月7日、サウジ西部のイスラム教聖地メッカで「集団的抑止力の強化」を目的とする共同防衛協定を結んだ。いずれか1カ国への攻撃でも3カ国に対する攻撃と見なすと規定され、北大西洋条約機構(NATO)の「イスラム版」とも指摘される。ただ、集団防衛に関して各国の義務は明らかではなく、実効性は不透明だ。
