米軍、革命防衛隊に報復=イラン側は反撃の動き
2026/09/02 07:25配信【時事通信社】
【ワシントン、カイロ時事】米中央軍は1日、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」を標的に攻撃を行ったと発表した。トランプ米大統領はSNSで、原油輸送の要衝ホルムズ海峡に機雷を散布しようとしたことや、米軍基地に向けて8発のミサイルを発射したことへの「大規模かつ強力な」報復としている。 中央軍によれば、標的としたのは防空拠点やレーダーシステム、機雷敷設の設備など。米ニュースサイト「アクシオス」は、米軍が停泊中だったイラン政府のタンカーも攻撃したと報じた。ホルムズ海峡でのイランによる船舶攻撃を抑止するために実施したという。 トランプ氏は、イランが反撃に出れば、より激しい攻撃を行うと警告した。ただ、「最大の攻撃」にはならないと述べ、再び報復を行う事態になっても、当面は限定的なものになるとの認識を示した。一方で、最大の攻撃は「出番を待っている」とも主張した。 イラン国営メディアによると、ホルムズ海峡付近の南部バンダルアバスやケシム島で爆発音が聞かれたほか、製油所のあるペルシャ湾のラバン島でも爆発があった。南東部の空港も攻撃を受けたという。南部ホルムズガン州で結婚式会場が被害を受けたとの報道もある。 ファルス通信は、大規模な天然ガス施設がある南部アサルーイエでも爆発音が響いたと伝えた。同通信によれば、イラン軍中央司令部は「米軍がこの地域で破壊行為を続けるほど、彼らの損失はより大きく、深刻になる」と反撃を宣言。革命防衛隊は声明で「ホルムズ海峡封鎖を強化した」と主張しており、タスニム通信はイラン側がヨルダンとバーレーンの米軍基地を標的に攻撃したと報じた。 [時事通信社]
