東京株、一時1900円超下落=長期金利、30年ぶり高水準続く
2026/09/02 09:56配信【時事通信社】
2日の東京株式市場で日経平均株価は一時前日比1900円超下落した。中東情勢の悪化を背景に全面安となった。午前の終値は1742円18銭安の6万4473円16銭。 米軍が8月30日にイランのララク島を攻撃して以降、米・イランが戦闘状態に逆戻りしており、投資家心理を冷やした。中東情勢の悪化を受けて原油価格が上昇し、日本をはじめ世界的に金利が上昇する中、半導体などハイテク株は割高感が強まって下落率が大きくなった。ハイテク以外の業種も軒並み売られ、東証プライム銘柄の9割が値下がりした。 株高をけん引してきた半導体など人工知能(AI)関連企業は有利子負債が多く、「金利上昇による財務悪化への不安から、投資家は株式の持ち高を圧縮している」(大手証券)という。 2日の東京債券市場では、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、3.015%に上昇(債券価格は下落)した。日本相互証券によると、1996年9月以来、30年ぶりの高水準。米イランの攻撃の応酬を受け、原油価格が上がり、インフレ懸念から米長期金利が上昇。国内金利の押し上げ要因になった。 [時事通信社]
