シリア、化学兵器の廃棄開始=国連安保理で報告
2026/09/04 06:24配信【時事通信社】
【ニューヨーク時事】シリアのオラビ国連大使は3日、化学兵器禁止機関(OPCW、本部オランダ・ハーグ)の査察で見つかった旧アサド政権の残した化学兵器関連物質について、廃棄作業が始まったと明らかにした。シリアに関する安全保障理事会の会合で語った。 オラビ氏は化学物質の廃棄作業開始は「歴史的瞬間」と強調。旧政権の残した問題への責任を果たすことは「国際社会に復帰することを自ら選択するというメッセージだ」と表明した。一方で、イスラエルによる攻撃が作業を妨げていると指摘し、国際社会の対応を求めた。 国連の中満泉軍縮担当上級代表(事務次長)も、OPCWが先月、「42発の航空爆弾が不可逆的に廃棄されたことを確認した」と報告。シリアの化学兵器廃棄が確認されたのは「2014年以来初めて」と述べ、「重要な進展」と歓迎した。
