高野山の宿坊で申告漏れ=宗教法人の半数、計1億円超―訪日客が好調・大阪国税局

2026/09/10 16:32配信【時事通信社】

 弘法大師空海によって開かれた真言密教の聖地である高野山(和歌山県高野町)で、宿坊を運営する複数の宗教法人が、大阪国税局から申告漏れを指摘されていたことが10日までに関係者への取材で分かった。申告漏れの総額は、計1億円以上とみられる。 関係者によると、高野山で宿坊を運営する約50の宗教法人のうち、同国税局は2025年度に十数法人を税務調査した。売り上げを過小に申告するなどした半数以上で計1億円以上の申告漏れがあり、追徴税額は計約6000万円に上ったという。 このうち、ある宗教法人は、宿坊収入の一部を私的な目的で支出していたとして、同国税局が所得税の源泉徴収漏れを指摘。申告漏れは約9000万円で、同法人への追徴税額は重加算税を含め約4000万円に上ったもようだ。 宗教法人は、布施やさい銭など宗教活動に関わる収入は非課税だが、宿坊のような営利目的の事業は課税対象となる。 和歌山県などによると、25年の高野山の宿坊での宿泊者数は約19万8200人。このうちインバウンド(訪日客)は約11万7500人と過去最多で、全体の半分以上を占めた。県の担当者は「(訪日客の宿泊数は)過去5年、上昇傾向が続いている」と話している。 


このニュースを読んでどう思う?

0 みんなの意見 0
良い!に回答しました
悪い!に回答しました