移民拘束、「日系人収容」なぞらえ=保釈なし方針退ける―米控訴裁

2026/09/11 15:01配信【時事通信社】

 【ワシントン時事】米南部バージニア州リッチモンドの連邦控訴裁は10日、入国許可を得ていないとみられる数百万人の移民を保釈の機会を与えずに拘束対象にしようとする移民税関捜査局(ICE)の方針を退ける判断を下した。判事の一人は、トランプ政権の方針について「第2次大戦中の日系人の強制収容」という「汚点」になぞらえた。米メディアが伝えた。 同判事は「適正な手続きを経ない大量拘束は、わが国の歴史の中で最も暗い時の幾つかを想起させる」と指摘。戦時中に約12万人の日系人が収容所に送られたことに言及した。 トランプ政権は昨年7月、不法移民取り締まり方針を転換し、長年米国内に住んでいる事実があった場合も、入国したばかりの人と同様に保釈なしの対象とした。新方針によって拘束された人たちが各地で提訴し、政権側は今回を含めて九つの控訴裁で敗訴している。この問題は最高裁で争われる見通し。 


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