検事総長を解任へ=汚職関与疑惑、本人は否定―ウクライナ大統領
2026/09/14 20:16配信【時事通信社】
ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、クラフチェンコ検事総長を解任するとSNSで表明した。国家汚職対策局(NABU)などが今月上旬、汚職事件に絡みクラフチェンコ氏ら検察幹部の関係先を捜索し、同氏の部下を拘束。同氏は関与を否定した上で辞意を表明していた。 現地メディアによれば、クラフチェンコ氏の部下は詐欺組織から協力の見返りとして賄賂を受け取っていたとされる。この部下は同氏の自宅の改修工事を手配するなど親密な関係にあったという。 クラフチェンコ氏は7日、事件への関与を否定した上で「検事総長の職が政治的対立の道具として利用されることを望まない」として辞表の提出を発表。一方、14日にはウクライナを出国したと明かし、捜査を主導したNABUのクリボノス局長に対し「不当な利益を得るための文書偽造」などの容疑で刑事訴追の手続きを始めたと主張した。
