国連総長、「世界の亀裂」に危機感=一般討論演説始まる

2026/09/22 22:45配信【時事通信社】

 【ニューヨーク時事】国連加盟国(193カ国)の首脳らが内外の重要課題について意見表明する国連総会の一般討論演説が22日午前(日本時間同日夜)、米ニューヨークの国連本部で始まった。今年末に任期を終えるグテレス事務総長は、「世界の亀裂は広がり、ひび割れは渓谷になった」と厳しさを増す国際情勢に強い危機感をあらわにした。 グテレス氏は戦争と平和、不平等、気候変動、人工知能(AI)の四つの「権力に関する試練」を挙げ、これらへの対応によって「未来が形作られる」と指摘。多極化が進む中で「相互に連携する世界」の実現には、80年前の勢力図ではなく、「今日の加盟国と経済の現実」を反映した国連が必要だと訴えた。 28日までの期間中、約130人の首脳が出席予定。長期化するロシアのウクライナ侵攻や紛争が続く中東情勢に加え、AIの国際的な危機管理などが焦点となる。 


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