豪保険機関に米AI侵入=豪首相が抗議、他の事案も調査

2026/09/24 08:06配信【時事通信社】

 【シドニー時事】オーストラリアの公的医療保険「メディケア」を管轄する政府系機関のシステムに6月、米オープンAIの人工知能(AI)モデルが不正侵入したことが24日、分かった。訪米中のアルバニージー豪首相は事実関係を認め、「断じて容認できない」とオープンAI側に抗議したことを明らかにした。豪政府は他にも同様の侵入事案があるとみて、調査を進めている。 AIモデルが意図せず企業などを攻撃する事例は複数発生しているが、政府系機関への侵入は異例。AIの安全性に対する懸念は高まっており、規制策の議論にも影響を与えそうだ。 アルバニージー氏はニューヨークで記者会見し、不正侵入が発生したのは6月18日で、豪政府は9月中旬に把握したと説明。非公開データへのアクセスもあったが、現時点で個人情報が流出した形跡は見当たらないと述べた。 アルバニージー氏はオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)に対し、侵入とその後の報告遅れについて抗議。アルトマン氏は「対応が十分ではなかった」と陳謝した。 [時事通信社]


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